マスク着用ルールが緩和されたけれど…
新型コロナの感染対策でマスク着用が当たり前になりましたが、
令和4年5月からマスク着用への考え方を見直そうという動きが出てきました。
屋外で距離が確保できる場合や会話が殆どない状況ではマスクを着用する必要がないというものです。
さらに、これから暑くなってくると熱中症防止の観点からもマスクを外す事が推奨されています。
厚労省から出ている考え方の詳細についてはこちらを参考にしてください。
それでも、まだまだマスクを手放せない状況が続きますし、
外したマスクをポケットにしまって、また出してというのも非常に面倒なものです。
私も自転車に乗るときや一人で散歩をするときなど、
少しマスクを外して深呼吸したいなって時に何か良い案はないかと考えていました。
そこで、家にあったパラコードを使ってマスクコードを自作してみたら
非常に便利だったのでご紹介します。
マスクコードをDIY
気軽にマスクを着脱できないかという事でメガネを首からぶら下げる
グラスコードを参考にマスクコードをDIYしてみました。
道具や材料は以下のものを用意しました。
道具は家にあるもので十分ですし、材料も数百円で手に入るものです。
【道具】
特にこれといって特別な道具は必要ありません。
・ハサミ
パラコードが切れれば良いです。
・ペンチ
金具を取り付けるときに使います。
・ライター
パラコードを切った後の端を処理するのに使います。
【材料】
・パラコード 直径2mm
今回はある程度丈夫な紐でアウトドア風のデザインにしたかったため、
キャンプやアウトドアの際にテントの固定などで使われるパラコードを利用しました。
自分はモンベルで切り売りされているパラコードが家にありましたので、
それをそのまま利用しました。
モンベルには反射付きのものもありますので、夜道の散歩や自転車の運転でも少しだけ安心です。
モンベルでは1m単位で購入ができて、以下のものは1mあたり136円(税込)となっています。
カラーも豊富なので、家族で色違いとかも良いですね。
・カニカン
カニカンはカニの爪みたいになっている金具でアクセサリーやストラップなんかを作るときに良く使われています。ホームセンターやアクセサリーのパーツショップなどで100円〜200円位で売ってます。
・カシメ金具と丸カン
パラコードの先端に付けてカニカンと繋ぎ合わせるのに使います。
実際に組み合わせるとこんな感じになります。
まずは、パラコードを自分の使いやすい長さに切ります。
最終的にコードストッパーを付けて長さを調節できるようにするので短いよりは長い方が良いかもしれません。
切ったパラコードの先はバラバラになり易く、ささくれたような状態になるので、
ライターなどの火で軽く炙って解けないように処理します。
後は、コードの先をカシメにペンチで挟み込み、丸カンでカニカンと接続するだけです。
この辺の金具は、Amazonとかで買うと大量に入ってる物が多いので、
貴和製作所とかのアクセサリーショップやホームセンター、手芸コーナーなどで買うのが良いかと思います。
こんな感じでセットになってるものもあるようなので、まとめて買っちゃおうと思ってる方には良いかもしれません。安いですがちょっと量が多すぎる気がするのでご注意下さい・・・。
・コードストッパー
最後に紐の長さを調節できるように、コードストッパーを付けます。
自分はこれもモンベルで購入しました。ストッパー部分をぐっと押し込んで、輪になっている端を押し込んでいきます。
これだけで完成です。慣れている人なら5分もあれば作れると思います。
後はマスクの紐の部分にカニカンを通すだけです。不織布マスクはもちろん、
下のような布マスクも付けることができます。
少し幅の広いウレタンマスクも少し押し込む感じにはなりますが問題ありません。
私は1年以上利用していますがマスクはしっかり密着しますし、
金具が当たって痛いなんて事も全くありません。
マスクをゴソゴソ出したり探さなくて良いので非常に快適です。
子供の熱中症対策にも
周りに人がいない時にマスクを外して呼吸をするというのは、やはり気持ちの良いものです。
食事の時にも外したマスクをどうしようという事がなくなりますし、
これから夏に向かって子供の熱中症対策にもこれは良いと思います。
子供が落としたり無くしたりせずに、必要に応じてマスクを着けたり外したりする事が
容易にできると思います。
子供のマスクを預かったり、どこにいったんだろう?と探す事も無くなりますね。
私はアウトドア風のものが欲しかったのでモンベルのパラコードを利用して自作しましたが、
自作しなくてもゴム製のものなども売っていますので、
デザインさえ気に入ればこういうのを買ってみるのも良いかもしれません。
そんなに高いものでもないので、一度試してみては如何でしょうか?
新型コロナによってマスク生活が日常化してはいますが、新しいマスクの着用ルールを参考にしながら、上手に活用してリフレッシュしながら体調に気をつけて行きましょう。
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